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次に、「その他投資対象資産」の運用状況及び物件のバリューアップ施策についてご説明いたします。
本投資法人は、「都市型商業施設」以外の商業施設と、「東京オフィス」以外のオフィスビルについても、「その他投資対象資産」として、個別資産の特性及び競争力を見極めた上で投資を行っております。
左側上段には、『icot大森』の地下1階の入替についてお示ししております。 2016年6月末に退去予定の区画について、空室期間なく入替を行い、前テナント比で賃料を11.3%良化させた上で、5年間の長期定期借家契約を締結いたしました。
左側下段においては、『A-PLACE金山』、『大阪中之島ビル』及び『icot多摩センター』3物件の入替並びに賃料改定状況についてお示ししております。 入替については3件平均で+23.3%、賃料改定について8件平均で+9.4%、それぞれ賃料を良化させ、期当たり730万円、本投資法人の収益増加に寄与いたします。
右側においては、各物件におけるバリューアップ施策の事例をお示ししております。 オフィスビルにおいてはエレベーター内緊急装備品の設置等のBCP対応をはじめとして、空調の個別化や照明のLED化、商業施設においてはATMや電気自動車用充電設備の設置など、テナントや来館者の満足度を向上させるべく、常に施策を実施しております。
また、右側下段にお示ししている通り、第9期において、東京オフィスではテナント満足度調査を実施いたしました。 調査の結果によると、87.6%のテナントが満足と回答頂いていますが、アンケートで明らかになった要望にも順次対応し、テナント満足度の更なる向上を目指すことで、賃貸条件等の良化にもつなげてまいりたいと考えております。
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