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まずは、第10期以降の運用ハイライトです。
1点目は外部成長についてです。 第10期においては、駅前・プライム立地に所在するオフィスビルを3物件取得いたしました。第11期に実施した第4回POによる物件取得とあわせ、2017年1月17日時点では物件数が38物件、資産規模は3,891億円まで拡大しております。
2点目は内部成長についてです。 「東京オフィス」においては、物件の競争力とPM力を活用して、契約改定を迎えたテナントのうち約67%と、平均10.7%の増額率で賃料増額改定を実現しました。 また「都市型商業施設」においては、引き続きホテルが好調で、第10期のホテル歩合賃料は約2億円、3ホテルの平均RevPARは2年半前の第5期と比較すると131.4%となりました。
3点目は財務戦略についてです。 第10期においては、上場以降の安定的な運用実績が評価され、JCRの長期発行体格付がAAに格上げとなりました。 前期に引き続き、金利抑制と借入期間の長期化を両立しており、全体の平均借入期間は第9期末の3.5年から、第10期末で4.1年と、0.6年の長期化を実現しつつも、全体の平均金利については、第9期末の0.77%から、第10期末時点で0.67%まで引き下げることができました。
以上3点の取り組み結果として、第10期の1口当たり分配金は9,021円、第9期と比較して+355円、予想比では+211円と、中長期の目標値9,000円を上回る大幅増となりました。 1口当たりNAVは385,750円と前期比+3.3%となり、引き続き継続的な投資主価値の向上を実現しております。
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